以前の記事で、合名会社とは?について書きました。

今日は、合同会社の設立登記費用と必要書類にいついてです。

費用について

合同会社の設立登記費用は、株式会社のそれに比べて、安いです。

理由は、合同会社とは?の記事で書きましたので、そちらをご覧ください。

さて具体的に合同会社の設立には、以下の事柄で費用がかかります。

・登録免許税(6万円)
*設立する会社の資本金の1000分の7が税率です
(上記の金額が6万円に満たない場合には、6万円です)


・司法書士報酬(約8万円)
*事務所によって異なりますが、おおむねこれぐらいの金額です

・登記事項証明書取得手数料(1通480円)
*登記が完了すると取得できる、登記事項証明書の取得手数料です。法人名義での口座開設などで必要になります。

・会社実印等の発注(1万4千円程度)
*会社設立登記の際は、会社実印の登録が必要になります。印鑑屋さんで一般的な会社実印とスタンプを購入するとこれぐらいの金額になります。

合計  約16万円

必要書類

・定款

*合同会社の定款は、株式会社と異なり認証手続きは不要です

・代表社員、本店所在地及び資本金を決定したことを証する書面

*社員全員の記名押印

・代表社員の就任承諾書

*代表社員の記名押印
*代表社員や代表社員以外の職務執行社員が法人の場合には、登記事項証明書等が必要です

・払い込みがあったことを証する書面

*代表社員が作成した、払い込みを受けたことを証明する旨を記載した書面に預金通帳の写し(表紙、裏表紙、振り込まれた金額が記載されたページのコピー)

・資本金の額の計上に関する書面

*設立に際して出資される財産が金銭の場合には、不要です

・委任状

*代表社員の記名と会社実印の押印

太田合同事務所では、法人様向けのサービスとして、会社登記だけでなくリーガルチェックサービスなどを提供しています。是非こちらもご覧ください。