以前の記事で、エンディングノートに書く内容について、書きました。

今日は、実際にエンディングノートを作るときのポイントについて書きます。

ポイントは4つ

下記に書いたポイントを整理して、まとめることが出来れば、エンディングノートは比較的早く作れるのではないかと思います。

・自分の意思、希望を伝える

終末医療の意思やお墓、葬儀などの自分の意思、希望をまとめておくことで自分の死後に手続きをする人がわかるようにしておくことは重要です。

また自分の希望や意思を書き出すというのは、自分自身を客観的に見つめることになりますので、気持ちが整理されて、前向きな気持ちになります。

自分のエンディングノートを書くことは、抵抗があるかもしれませんが気持ちが整理されることで、前向きになり、むしろ健康寿命が延びることだって考えられます。

・家族や身近な人への想いを伝える

エンディングノートは遺言書よりもカジュアルで手軽に作れるのがメリットです。

遺言書にも、付言事項というメッセージを残せる部分はありますが、やはりエンディングノートに比べると、堅くなりがちです。

手軽に作れるエンディングノートだからこそ、ご家族や大切な人へのメッセージは欠かせないのではないでしょうか?

・資産内容などの情報を伝える

ケースによっては、遺言書で財産目録(資産内容をまとめた書面)があるかもしれませんがエンディングノートは遺言書と違い、手軽にいつでも書き換えれますので、そのメリットを生かして、エンディングノートを読んだ人に情報が伝わるようにまとめましょう。

・自分自身を伝える

エンディングノートを読んだ人に、自分自身がどんな人間でどんな人生を歩んできたのかをわかってもらうことも、重要です。

そのためには、「自分史」を作ることをおすすめします。

自分史は、自分が生まれてからこれまでを時系列形式などで出来事やエピソード、家族に関する情報、世の中の変化などを交えながら、まとめるものです。

自分史を作ることで、やり残したこと、やりたいことが見つかったり、ボケ防止につながったり、介護の場面でも役に立ったりします。

エンディングノートや終活について、詳しく知りたい方は、「終活そうだん窓口」でも解説していますのでこちらをご覧ください。