前回の未来予想に引き続き第二弾です。
登記手続きの完全オンライン化には、マイナンバーカードが鍵になるという話を前回しました。
最近、政府がマイナンバーカードの普及率を上げるため様々な取り組みをしています。
総務省のホームページを見るとわかりますが健康保険証の代わりになる、とかマイナポイントの付与など、なんとかしてマイナンバーカードを発行してもらおうという意図がみてとれます。
さてそのマイナンバーカードの特徴の中で、運転免許証との一体化ということをうたっています。2024年度末から始めると記載してあるのですが、運転免許証とマイナンバーカードが一体化すればかなり大きな影響が出ると思われます。
マイナンバーカードの普及を阻害している一つの要因が運転免許証の存在です。
日本で本人確認書類と言ったら真っ先に挙げられるのは運転免許証です。
ほとんどの方は「免許証あるんだから、マイナンバーカードはいらないよ」という感覚でしょう。
しかし免許証とマイナンバーカードが一体化すれば、マイナンバーカードの普及率が一気に高まることは目に見えています。国もデジタル庁なるものを創設し、デジタル化をさらに加速させる狙いです。
そして2024年という年には、相続登記義務化が始まる年です。
相続登記の件数は増えると思います。
登記件数の増加とオンライン化の促進という二つことが起きると新しいことが起きそうな予感はします。
ですので2024年が司法書士的にホットな年になるのではないかなと思います。
以上が『マイナンバーカードとデジタル化』でしたありがとう最後までお読みいただきありがとうございます。