以前の記事で、見守り契約とは何か?について書きました。

今日は、見守り契約の費用がどれくらいかかるのかという話です。

そもそも見守り契約は、専門職などの第三者に依頼することになりますので、専門職に支払う報酬が発生します。

見守り契約は、親族が任意後見受任者になる場合には、基本的に必要のない契約になります。

見守り契約で発生する費用は以下の種類があります。

【契約書の作成費用】
5万円(弊所の場合)
*公正証書で作成する場合には、別途2~3万円程度費用が発生します

公正証書で作成するかどうかは、ご本人の希望によります。

見守り契約の内容はご本人のその時の状況に応じて変わりますので、契約書を変更することがあります。

公正証書で作成すると、その都度、公正証書を作成し直す必要があるため、公正証書での作成はあまりお勧めできません。

【継続費用】
月額3千円~1万円(弊所の場合)

*ご本人が事務所に来訪されるケースとご自宅へ伺うケースで費用が変わります

以上が見守り契約の費用になります。

見守り契約があることで、定期的にお会いして関係性を保っておくことで、ご本人が健康状態を常に確認できるようになります。

厚生労働省の任意後見制度についてのホームページはこちらです。

任意後見のことについて、さらに詳しく知りたい方は、「認知症対策そうだん窓口」で任意後見のことを詳しく書いていますので、そちらもご覧ください。